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 一般財団法人 法華会 創立100周年 宣言文




  一般財団法人 法華会 創立100周年 宣言文


一 大正3年5月12日に呱々の声を上げ、我が国屈指の歴史を誇る、宗教的な会合組織である本会は、日蓮聖人の御聖教の永遠の格護及び『法華経』と日蓮聖人の御教えを知的に探究することを根幹に据え、聖教護持事業をはじめ、我が国最初の宗教文化誌『法華』の刊行、月例法華経講義など、その特色ある活動を通じて、絶えず社会善導の使命に取り組む。

二 上記を実現するために、聖教護持事業をはじめ、一世紀にも及ぶ質実なる活動が培った、本会特有の人的・物的・精神的・文化的・社会的な各資源の現代的な活用を目指す。

三 我が国最初の宗教文化誌『法華』は、創刊以来1000号を超え、近現代一級の知識人の言説を幅広く架蔵し、今やその学術的、資料的、歴史的価値は他に比肩するところなく、目下、その現代的な活用を目指す。

四 これらの営為は、創立以来の伝統精神である、絶えず社会を洞察した、優れた現実感覚に導き出されるものであり、故に、『法華経』と日蓮聖人の御教えを根幹に据えながら、活動の実際に於いて、真正なる信仰に発する宗教的感化力を以て、僧俗の別を超えた多分野横断的かつ学際的な交流を開拓する。

五 本会の取り組みが、近代モダニズムとの対面を嚆矢とし、また、先の大戦からの立ち直りや、更に、現代社会の直面する諸問題に至るまで、常に時代毎の命題と、真摯に対峙するものであったことを鑑み、戦後70年を間近に控えたこの時、戦後レジュームと称される様々な遺構や、国際経済システムの功罪が、歪な社会構造とともに、不和や問題を引き起こしているとの自覚のもと、私たちは、これらの現実に対し、より積極的に、『法華経』と日蓮聖人の御教えに基づく、心の立て直しや、国柄の再建を促す。







 


 法華会創立100周年記念事業報告
 −更なる100年と日蓮聖人ご聖教の永遠の護持を誓う−
 



 平成26年5月12日(月)、法華会は、創立100周年記念式典を発会の故地である小石川後楽園にて挙行し、同月29日(木)には、ホテルオークラ東京にて、記念講演会及び祝賀会を盛況の裡に開催した。この間、久保田正尚理事長はじめ、会員の異体同心の取り組みのもと、日蓮宗・法華宗・立正佼成会・妙智會教団・国柱会など、新旧の日蓮法華門下の要路が参集するのみならず、天台宗・孝道教団などの法華系教団、全日本仏教青年会をはじめとする各宗派の全国青年組織、更には政治、医療、企業、出版、報道、研究、公益法人など、宗教界はもとより、多彩な分野からの参加があった。理事長以下、会員はじめ有縁の諸氏も、全く感無量の想いであった。

 12日の創立100周年記念式典では、理事長の導師のもと、本会の先師先哲への報恩感謝を込めた法要が厳修された。続いて、本年9月から、本会の伝統である月例法華経講話の第5代講師となる浜島典彦先生(身延山大学学長)から記念講話があった。浜島典彦先生は講演の中で、「本会の原点である文筆と言論の二途の現代に於ける意義」を示しつつ、「本会ならではの宗教界に止まらない広範なネットワークの更なる充実」を促された。また、これに続き、渡辺宝陽先生(第4代月例講師、前日蓮宗勧学院長、元立正大学長)と中尾堯先生(立正大学名誉教授)から訓辞をいただき、それぞれ「広く一般の人々の求める宗教性を捉えながら、これを法華経と日蓮聖人の御教えの知的な探究に繋げていくことが本会の重要な使命」であり、その際に「仏教を一つの学問ではなく、今を生きる人間の世界観や人生観として捉えた上で、その教えに直参することが大事」であると諭されると、一同は感慨を深くしていた。

 最後に、本会を半世紀に亘り支えてきた杉崎昌弘理事(大塚山妙蔵寺住職)から、100周年を契機とする本会の方向性が、宣言文として発表された(上掲)。
 



 29日の記念講演会では、蓑輪顕量先生(東京大学大学院教授)を講師に、「日本仏教の中の法華信仰の変遷」と題して講演を行った。蓑輪顕量先生は『法華経』伝来を577年と推定され、当初は、聖徳太子を中心に渡来僧グループがまとめた『法華義疏』に見られる「経典の講説の形」に始まり、やがて、734年の僧侶の得度試験に採用され、748年には、太上天皇の供養の為に千部書写が為されるなどして広まりを見せたと言う。中世に入ると、日蓮聖人により独自の実践的な法華経観が説かれ、室町期に至ると京都町衆による法華信仰が隆盛を極め、ここに自らの世俗的な「職業に励むことが信仰と同じこと」とされた。近現代では、「教えに基づいた生き方の実践へと発展」し、「やがて日常の仕事に励むことが法華経を信仰することと一緒との解釈に至った」と述べた。

 また、祝賀会では、オール法華を想わせる顔ぶれのなか、特に、内野日総身延山久遠寺法主から、「仏教界に新たな風を」との激励をいただき、また、新井日湛中山法華経寺貫主から、本会の聖教護持への重ねての謝辞が述べられた。その他、岡野正純孝道教団統理、田中壮谷国柱会賽主、小谷田昌亮立正佼成会教学委員会委員長、齋藤賢一郎妙智會理事長など、代表的な法華経教団の要路の参加もあり、重厚な祝宴となった。

 閉会の挨拶では、杉崎昌弘理事が、自らの活動を振り返り、然るべき師との邂逅を切望した青年時代に、本会の第2代講師である久保田正文先生と言う生涯の師と出会い、爾来、半世紀に亘って『法華経』と日蓮聖人の御教えを精神的原点に据えながら、本会の活動に取り組んでいることを述べた。参加者一同は、その姿に感銘を深くしていた。

 


 



 法華会創立90周年に当たって寄せられた祝辞など  

 法華会は、大正3年(1914年)5月設立以来、平成16年(2004年)をもって創立90周年を迎えました。
 以下は、創立90周年に当たって寄せられた祝辞などで、平成16年6月に発行した『法華』第90巻第5・6号(法華会創立90周年記念号)に掲載させて頂いたものです。
 なお、ご寄稿を頂いた方の肩書きなどは、当時のものです。


 ■ 創立90周年を祝す
      藤井日光(日蓮宗管長・総本山身延久遠寺法主)

 日蓮宗総本山である山梨県身延山久遠寺法主藤井日光様からご祝辞を頂きました。

  身延山久遠寺のホームページはこちら。

 ■ 法華経を21世紀人類のこころの柱に
      酒井日慈(大本山池上本門寺貫首)

 池上本門寺の通称で呼ばれる東京大田区日蓮宗大本山本門寺貫首酒井日慈様からご祝辞を頂きました。
 当寺は日蓮大聖人が入滅し、荼毘に付された霊跡寺院として知られています。
  池上本門寺のホームページはこちら。

 ■ 起塔供養尊重讃歎
      新井日湛(大本山中山法華経寺貫首)

 宗内随一の祈祷根本道場で、霊験顕著な修道法による祈祷によって多くの信仰を集めている、千葉県市川市正中山法華経寺貫首新井日湛様からご祝辞を頂きました。
  正中山法華経寺のホームページはこちら。
 なお、法華経寺内の聖教殿には、国宝の『立正安国論』をはじめとする数多くの日蓮聖人のご真蹟がおさめられていますが、法華会はこの聖教殿にその建設当時から深く関与しております。
  聖教殿建設の経緯、毎年行われているお風入れなどの様子については
こちらをごらんください。

 ■ 法華会創立90周年記念会に当たって
       春日屋延子(法華会理事)

 お父様の代より法華会の理事をお務めの春日屋様からご寄稿を頂きました。
 戦後間もなくの頃の法華会月例会の様子や、今までの法華会の歩みなどをうかがい知ることができます。

 ■ 法華経思想の蘇生 −「法華会」90周年にあたって−
      渡邊寶陽(法華会理事 立正大学名誉教授 文博)

 
現在の月例会講師をお務めの渡邊寶陽先生からご寄稿を頂きました。
 仏教の我が国への伝来時からの「法華経」の役割や『法華会』の設立の経緯などが詳しく記されています。
  渡邊寶陽先生の経歴などはこちら。

 ■ 聖教殿のお風入れと聖教護持
      中尾 堯(法華会理事 立正大学名誉教授 文博)

 法華会がその建設当時から深く関与している千葉県市川市の正中山法華経寺聖教殿の建設の経緯や、毎年11月3日に行われる「お風入れ」の様子などが詳しく記されています。

 

背景は身延山久遠寺祖師堂

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